自閉的体験世界の輪郭化と臨床実践 講座

カウンセリングオフィスみかわ主催
オンライン+対面での講座&事例検討会

 自閉スペクトラム症のある方の特性については、多くの論文・著書にて論述されています。しかしながら、それらの多くは機械的で、手触りは固く、冷たい。それは、彼・彼女らの困難の一つに、自身の思いに気づき、それを身体・運動・言語といったものに乗せて表現することの難しさがあるためかもしれません。つまり、私たちと彼・彼女らとの関係性において、残念ながら共感不全が生じている、ということが背景にあると危惧されます。
 本講座では、彼・彼女らの体験世界について、認知・感覚特性に注目しつつ、そこから生じる痛烈な痛みの文脈について輪郭化することを試みます。そのうえで事例検討を行い、自閉的体験世界に見出される痛みについて考える場を設けたいと思います。

開催概要

[日時]2024年5月26日(日)9時30分~12時00分
[オフライン参加の場所]カウンセリングオフィスみかわ
[参加費]1,000円
[参加資格]臨床心理士・公認心理師・医師・臨床心理学系大学院生等
[定員]オフライン参加は10名、オンライン参加は50名程度

講師:和田浩平(カウンセリングオフィスみかわ代表)

事例提供者:高木真理(愛知淑徳大学心理臨床相談室)

[その他]
午後の令和6年度「心理職向け研修会」1回目に参加される方は無料で受講できます。
講座後には懇親会を開催します。(参加希望者でランチ)

[お申込み]