ロールシャッハ法を味わう

カウンセリングオフィスみかわ主催 現地+オンライン開催
ロールシャッハ法を味わう

ロールシャッハ法の魅力とは何でしょうか?

それは、そこに「その人」がいる、ということだと思います。

同じものを見ているのに、それが何に見えるか人によって違う、概ね同じものに見えたとしても、その伝え方は微妙に異なる、そこから「その人らしさ」が見えてくるというところが素朴に面白いところだと感じています。

ただし、「その人らしさ」が見えてくるためには、実施方法やらスコアリングやら指標の算出やら一定のルールを修得しなくてはいけない、というところで苦労することになります。
そこを少しでも楽しくやれる方法はないか、と考えています。

ロールシャッハ法というのは、量的アプローチ(形式分析)と質的アプローチ(継列分析など)の両面から取り組めるところが利点です。

量的アプローチを基本としながら、質的アプローチをしていくための具体的な方法として、カード特性をふまえた継列分析の進め方についてご紹介し、「面白さ」を感じるヒントにしていただけたらと考え、ワークショップを企画しました。

開催概要

[日時]
10月6日(日)
10時00分~12時30分:ワークショップ(現地+オンライン開催)
14時00分~16時30分:事例検討会(現地開催のみ)

[場所]
刈谷産業振興センター 306会議室
(JR刈谷駅北口・名鉄刈谷駅北口より徒歩3分)

[対象]
臨床心理士・公認心理師・臨床心理系大学院生および大学院修了後資格取得前の方

[定員]
現地参加45名
(午前のオンラインについては無制限)

[参加費]
ワークショップ+事例検討会(終日):一般5,000円、院生4,000円
ワークショップ(午前):一般3,000円、院生2,500円
事例検討会(午後):一般3,000円、院生2,500円
※臨床心理士資格更新ポイント(ワークショップ型2P(発表者+2P))に申請予定(終日参加された方のみ対象)

講師紹介

森田美弥子:名古屋大学名誉教授/中部大学客員教授/日本ロールシャッハ学会元会長/愛知県臨床心理士会元会長/カウンセリングオフィスみかわ
専門は、心理アセスメント/ロールシャッハ法/心理職養成

著書(一部)

◆ロールシャッハ法解説ー名古屋大学式技法ー
2018 名古屋ロールシャッハ研究会

◆ロールシャッハ法の豊かな多様性を臨床に生かすー1症例をめぐってのさまざまなアプローチからー
2017 氏原寛・森田美弥子編 金子書房

◆児童・青年期臨床に活きるロールシャッハ法
2013 松本真理子・森田美弥子・小川俊樹編著 金子書房

◆実践ロールシャッハ法ー思考・言語カテゴリーの臨床的適用ー
2010 森田美弥子・高橋靖恵・高橋昇・杉村和美・中原睦美 ナカニシヤ出版

◆子どものロールシャッハ反応ー形態水準と反応内容ー
2009 松本真理子・森田美弥子監修/鈴木伸子・坪井裕子・白井博美・畠垣智恵・松本真理子・森田美弥子 金剛出版

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